随分前から使っているSSHFSがなかなか便利。

SSHFSとは

SSHFSはリモート(サーバ)のディレクトリをマウントしてひとつのボリュームとして扱えるようにするファイルシステムのことで、サーバ側ではsshdさえ設定してあればクライアントのセットアップだけで使えるようになる。

基本的にはDropboxからキャッシュ機能を引いたものと同じと考えても問題ないでしょう。Dropboxに見られると嫌な書類をおいておくのは気持ち悪い( http://sourceforge.jp/magazine/11/04/27/0455251 ) / ( http://blog.dropbox.com/?p=821 )&容量面でMP3を置くのが躊躇われるので、そこそこ使い道はありそう。

使い道

最近は

  • iTunes Media ディレクトリ
  • ドキュメント類

をサーバに置いて、クライアントではそれをマウントする形で利用中。

セットアップ

サーバ側はSSHの設定さえしてあれば何もする必要はない(必要に応じてディレクトリを作っておくくらい)なので、クライアント側をセットアップ。

Linuxの場合は

sudo apt-get install sshfs
sshfs host:/path/to/dir path/to/mount/point

だけ。

以下MacOSXの場合を紹介。

インストール

この2つをインストール。名前が酷似していてややこしいので取り違えないように注意。

macfuseがないと接続できないので必ずインストールしておく。

Macfusionを起動

Macfusionは~/.ssh/configの設定通りに private key を選んでくれている(っぽい)ので、普段からしっかり設定してある場合は何もせずにMacfusionを起動し、

このように画面の通り設定するだけでマウント/アンマウントできる。