CPAN本の出版おめでとうございます&献本頂きありがとうございます。拙作 (AnyEvent::Twitter 0.52 と AnyEvent::Twitter::Strem のパッチ紹介) も収録されています。

Perl CPANモジュールガイド

紹介と感想

CPANモジュールを32のジャンル(ユーティリティ/データ/クラス/日付/アルゴリズム等々)に分け、目的のモジュールと使い方を説明する形式で、まさに書名の通り「CPAN モジュールガイド」と呼ぶにふさわしい本といえるのではないでしょうか。また、400ページ超のこの分量を書くのは相当な苦労だったのだろうと想像できるほどの力作となっています。

多くのPerl入門書ではCPANの記述は最終章近くで存在に触れている程度でしかなく、どれを使えば良いのかわからない状態で先に進めない人が多いのではないかと思いますが、本書はそういった問題を解決するひとつの手段になりうるのではないかと思います。

また、自分の知らないモジュールがたくさんあることを思い知らされました。さらに、モジュール紹介の中にあるtips (例えば、use constant した定数にコンパイルタイムで最適化が入ること等々) はPerlを使う上で知っておいたほうが良いものが多いです。

モジュールガイドなのにAcme::のnamespaceがないのはうわなにをするやめくぁwせdrftgyふじkl;

ということで、Perl CPANモジュールガイド おすすめです。